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1月29日、京都総評第83回臨時大会がラボール京都で開催され、「すべての労働者に大幅賃上げ、人間らしい働き方を」「守って生かせ、憲法を」「組織拡大で働く仲間に労働組合を」などのスローガンとともに春闘方針が提起されました。
討論では29の単産・地域労組が発言。京都自治労連からは、生活保護ジャンパー問題、官民共同の賃上げ運動、組織拡大の経験などが報告され、各産別・地域での豊かなたたかい、取り組みの経験をふまえ、17京都国民春闘方針が決定されました。
京都自治労連 第1889号(2017年2月5日発行)より
1月21日、綾部市中央公民館で、介護・医療制度を学ぶ学習集会が開催され、100人を超す参加がありました。主催は京都社会保障推進協議会と地域社保協。
集会では、佛教大学の岡崎祐司教授が「どうなる医療と介護」と題して、地域医療構想と地域包括ケアの取り組みと問題点について講演。「住民の命と健康を守るために、自治体首長がどのような立場にたち、京都府や政府に住民要求の実現を迫るかが決定的に重要」と首長への要求運動の強化を呼びかけました。
続いて、福知山市、綾部市、舞鶴市、府中丹東保健所の各担当者が、地域医療構想や地域包括ケアなどの取り組みを報告。会場からは自治体担当者への質問が活発に出され、「府や他都市の取り組みが聞けて良かった」「現場の声をしっかりと行政に伝えたい」など、たくさんの感想が寄せられました。2月4日には、丹後・宮津与謝でも開催されました。
京都自治労連 第1889号(2017年2月5日発行)より
舞鶴市職労は、1月20日に「結成70周年レセプション&2017新春のつどい」を開催しました。結成70周年にふさわしく、多くの組合員の参加で盛大にとり行われました。
レセプションでは、この70年間を写真で振り返ったり、青年部による地産地消をテーマにした地域の野菜などを景品としたビンゴ大会を行い、来賓でこられた先輩方から若い組合員まで、大いに盛り上がりました。
閉会の挨拶では杉本保副委員長が、「今後80年、90年へと盛り上げていこう」とあいさつし、みんなの決意を新たにすることができたレセプションになりました。
京都自治労連 第1889号(2017年2月5日発行)より
北部自治体学校
講演
「公共サービスの産業化」で誰が幸せになるのか
岡田知弘氏(京大教授)
<とき> 3月4日(土)13:30〜16:45
<ところ> 綾部市ITビル多目的ホール
17春闘勝利 ストライキ批准投票をすべての単組で取り組もう2月1日〜17日
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より
1月7日、ホテルビナリオ嵯峨嵐山にて京都自治労連17春闘討論集会を開催し、13単組74人が参加しました。
憲法施行70年を迎える中で、安倍政権が狙う憲法改悪を許さず、憲法が地域・暮らしに生きる自治体づくり、そして学びを力に、生計費に基づく賃金改善や組合員拡大など春闘を起点とした運動の強化へ、組合員の知恵と力をあつめた取り組みにむけて議論を深めました。
官民一体の運動で賃上げの流れを
方針提案を行った松下書記長は、16確定闘争の到達を振り返り、「制度は国、水準は地域」やラスパイレス指数による賃下げなど、総務省・京都府からの指導・介入が強まる中で、その不当性を明らかにしながら給料表・一時金をはじめ、育休代替の正規職員配置の拡充、非正規職員の処遇改善などを勝ち取ったことを報告。3年連続の賃上げ実現は官民一体の運動の反映だとし、全単組での春闘要求書の提出・交渉の徹底・強化を行い、民間賃金引き上げに向けた官民一体の運動を春闘期から強めることが重要としました。
戦争法の具体化や憲法改悪、「アベ働き方改革」、地方創生などをめぐる安倍政権の危険な動きの中で、改憲阻止や労働法制改悪阻止、賃上げと人員増・長時間労働縮減などの職場要求実現に向けた17春闘での9つの主要な課題をあげ、職場からの学習と団結を基礎にして取り組みを進めようと呼びかけました。
分散会で確定到達・春闘課題ふかめる
全体討論では、「16確定の到達と17春闘」(府職労連)、「産・育休代替の正規職員配置拡充」(京都市職労)、「学校給食民営化反対」(宮津市職)、「16確定の到達」(舞鶴市職労)、「第2保育所閉園問題」(向日市職労)について報告が行われました。
その後は分散会を行い、16確定闘争の各単組での到達を共有しながら、官民一体の賃金闘争をはじめ、公共サービスの産業化を許さず、改憲阻止・戦争法廃止の住民共同のたたかい、組合員拡大や組織強化など、17春闘での前進に向けて議論を深めました。
17春闘方針案は、2月11日に開催する第194回中央委員会で各単組での議論、討論をふまえて決定されます。
また、討論集会では、大阪経済大学の伊藤大一准教授が、自身のアメリカでの経験をふまえ、「アメリカ労働運動の新潮流とサンダース現象」と題して記念講演を行いました。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より
自治労連第29回組織集会が1月14日・15日、名古屋市で開催され、全国から259人、京都から10単組38人が参加しました。集会では全国のとりくみが報告され、組合員の拡大に向け議論されました。
2日目には機関紙宣伝交流集会も併催され、職場ニュース、日刊紙や都道府県の機関紙まで、機関紙活動、宣伝活動の大切さが幅広く紹介・交流されました。
同世代の言葉にグッ!ときた:綾部市職労 Aさん
組合書記局に仲間が集まるようになり、何かできないかと考えていたところ、役員からこの集会の参加を勧められました。愛知県本部青年部の特別報告で、「出会いが刺激に、学びが確信に!」という言葉にグッときました。同世代の仲間の実践から出た言葉だからですかね。自分の働く職場が良くなることは誰もが願っていることで、みんなが組合に持ち寄って話せたらいいなあと思っています。組合のとりくみを、自信を持って話すことが大事だとも感じました。
職場の仲間つなぐニュース出したい:京都市職労 Bさん
民生支部ではニュースが出ているのですが、保育協議会で定期的にニュースを出したいと機関紙宣伝交流集会に参加しました。北海道から沖縄まで参加者がいてびっくりです。全国各地の職場ニュースも参考になります。
皆さんのとりくみを聞いて、組合のとりくみを知らせる、見せることが大事だと再確認できたし、組合員同士、保育所同士の交流もできる大きなツールだと思いました。編集体制作りや配付方法の工夫なども聞けて、勉強になりました。特に若い保育士さんに発信できたらなあって思います。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より
大雪の中、会場いっぱいの参加者
京丹後市の米軍Xバンドレーダー基地の米軍・軍属が、昨年11月29日から福知山市内の自衛隊射撃場で実弾演習をはじめた問題で14日、「米軍くるな福知山市民集会」が開催され、大雪の中、110人以上が参加しました。主催は「米軍の実弾射撃訓練中止を求める福知山の会」と「米軍基地いらない府民の会」。
オール京都、オール日本で取り組む課題
集会では、福知山平和委員会の水谷徳夫会長と「府民の会」の片岡明事務局長がこの間の経過と課題、ミサイル防衛システムと京都のかかわりなどについて報告。米軍基地もミサイル防衛も日本を守るものではないこと、府や福知山市が政府の言いなりになっている実態が報告され、オール京都、オール日本で取り組むべき課題であることが明らかになりました。
閉会挨拶を行った梶川憲京都総評議長は、「府内の多くの自治体で日米地位協定への対応が問われる。全庁あげた対応を求めよう。住民の命を守る自治体の役割が問われている」と呼びかけました。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より
2017年、新しい年が幕を開け、各単組で新年のスタートを飾る旗開きが楽しく、元気に行われています。各会場では、安倍政権の暴走にストップを!大幅賃上げを!人員を増やしたい!そのためにも組合を大きく!と、決意を固めあっています。
宇治市職労
11日、宇治市職労の旗開きが開催され、来賓を含め約60人が参加。保育所分会の出し物や、テーブル対抗ゲームなどで大いに盛り上がり、楽しく交流し、新たな気持ちでこの一年間頑張る決意を固めあいました。
京丹後市職労
京丹後市職労は、1月13日に2017旗開きを行いました。
今年は、普段あまり動かさない部分をケアする体操を整体師さんから学び、講師の指導で体を動かして、多忙な業務で疲れた体をリフレッシュしました。
精華町職
18日、精華町職新春旗開きが、約80人の参加で盛大に開催されました。執行部の交渉結果の報告、春闘要求書の提案のあと、和やかに歓談、青年部が仕切ったビンゴゲームで会場は大盛り上がり!最後の最後まで笑顔あふれる旗開きとなりました。「この笑顔で1年間がんばります!」と決意が語られました。
城陽市職労
1月28日、約40人の参加で城陽市職員労働組合の旗開きが開催されました。消防互助会から参加の4人は「市職労に期待している」と連帯。青年部のCさんが、城陽市職労のうた『この場所で』をギター演奏で披露するなど交流を深め、「団結ガンバロー」の飛躍を誓いあいました。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より
女性部は1月14日に単組代表者会議と旗びらきを開催し、9単組30人が集まりました。
花垣ルミさんの被爆体験について紙芝居を見たあと、お話を聞きました。花垣さんは被爆者であることは知っていたけど、逃げ回った時の経験は誰も話してくれず大人になったそうです。58年後、孫がお人形で遊んでいるのを見て、突然記憶がよみがえります。大切なお人形を家に置いて逃げる途中、よく似たお人形が燃えるのをみて恐怖に襲われたこと、鶏や猫、犬が燃えてごろごろ死んでいる惨状を母親に「見ちゃだめ」と言われ、逃げたことなど。その後も2年くらいかかって断片的に思い出し、以後は2005年のニューヨークNPT会議にも参加されるなど、被爆者の語り部として幅広く活動されています。参加者から「自分ができることを考えたい」など感想が出されました。
昨年の「自治はた」に続き、2017年度も元気に活動していきます。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より
テーマ:食の営みが、からだをつくる心をつくる ―安全でおいしく、ふれあいのある給食を子どもたちに―
とき:2月18日(土)
全体会 10:00〜12:00
分科会 13:00〜16:00
ところ:京都テルサ
記念講演
食を通して社会と繋がる 普通に食べる幸せをみんなで
講師 枝元なほみ氏(料理研究家)
親しみやすい人柄と、美味しく作りやすいレシピが人気。テレビの料理番組や雑誌で活躍。また、農業・漁業生産者との交流や東日本大震災の被災地とつながってのもの作りなど活動は多彩。
京都自治労連 第1888号(2017年1月20日発行)より