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機関紙 - 最新エントリー

新年度が始まって1ヶ月。自治体職場へ就職した新規採用者の組合加入が進んでいます。職場ではコロナ禍でもみんなで相談して、工夫と粘り強い取り組みが行なわれています。
同じ職場で働く仲間を繋ぐ組合の魅力をアピールし、たくさんの新規採用者を迎え入れましょう。

広がる!繋がる!組合の魅力
世代・職場の近い先輩からの声

宇治市職労では、組合説明会に配属先の先輩らが駆けつけ、「これからもよろしく。仕事でも組合でも頑張ろう」と新規採用者を歓迎。福知山市職では、終業後の説明会で「組合を通じて他市町村の職員と出会え、交流できた」と同世代の先輩からの経験を話し組合加入を訴えました。城陽市職労では説明会に参加した組合員から「外部職場にいるが、組合があったからこそ本庁の皆さんと知り合えた」と組合の魅力を話しました。

組合があるから守られる
職場環境と仕事のやりがい

府職労連・法人労組医大支部では、職場アンケート等を実施して組合員一人一人の声を集め要求・交渉を続けてきた組合の実績を紹介。増員や勤務時間短縮、院内保育所の開所などの成果にその場で組合加入用紙に記入するなど加入が相次いでいます。京丹後市職労では「皆さんの加入が市役所で働く仲間の大きな力になる」と訴え、大きなボードを使って紙芝居形式で労働組合の基本と役割を紹介しました。参加した新規採用者からは「組合のこと初めて知った」との声も上がり組合加入が進んでいます。

働き続けたい。生活の充実も
組合の福利厚生にも魅了

与謝野町職では組合説明会とは別に自治労連共済の説明会を実施し、組合員のメリットでもある自治労連共済について説明しました。「組合では自治労連共済を扱っています。掛金が安く保障内容もいい。上手に利用してほしい」との訴えに全員が加入してくれました。

綾部市職労でも共済説明会を実施し、先輩たちも各職場から集まり、説明会終了後も懇談が続きました。「気軽に組合事務所に集まって、仲間同士の交流で仕事や私生活の癒しや充実を図れるのが組合の魅力だと思います。みんな組合に入ってほしいですね」と先輩たちは思いを話してくれました。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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組合にはいったよ【1】

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組合活動
 2021/5/11 19:50

今年も多くの新規採用者が組合に加入しています。コロナ禍の中で、不自由な生活と就職活動を経て自治体職場にやってきた二人。コロナの影響は続きますが、希望とやる気にあふれた話を聞くことができました。

みんなが戻ってきたい町にしたいです
与謝野町職 Aさん

「ここで働きたいと思っていました」と話すAさんは与謝野町出身。学生時代は兵庫で過ごしますが、与謝野町に戻って働きたいと就職活動をしたといいます。その就職活動も大学の授業や卒論が忙しくて十分できなかったと話すAさんですが、聞けば理工学部で物理を専攻していたそうで「自治体の仕事とはあまり関係ないですね」と照れ笑い。「採用され地元に戻れて本当に良かった。ひとつひとつ確実に仕事を覚えて、住民に信頼される職員になりたいです」とやる気満々です。

Aさんの配属先は保険課で、今はコロナのワクチン接種準備でとても忙しい職場。「課全体が忙しく動いている状況で、私は言われることをこなす毎日です」と職場のあわただしさと緊張感を話します。そんな中でも職場の先輩が、声を掛けてくれ、いろいろ教えてくれるのがうれしいとAさん。「進学や仕事で与謝野から離れた人も、また与謝野に戻ってきたいと思う町にしたいです」とのAさんの言葉が印象的でした。

生まれ育った町で保育士としてがんばる
大山崎町職 Bさん

「第三保育所に通っていました。楽しかったですね」Bさんは大山崎町の出身で、幼年期は町立保育所にお世話になったと話します。学校卒業後は、普通にOLをしていたBさんですが、お世話になった保育所の先生から「手伝ってほしい」と声を掛けられアルバイトで保育所を手伝うようになりました。アルバイトから嘱託、会計年度任用職員として保育士を続けてきました。資格も取得しました。「先輩の方々から、正規雇用の保育士にとお誘いいただいていましたが、決意した時は大山崎町で募集が無かったり…。タイミングなんでしょうか?ようやく正規採用されました」とこれまでを機会をひとつひとつ確認するように話します。Bさんは正規雇用の先輩たちの責任の重さや苦労も見てきました。「気を引き締めて頑張ります」ときりっ。早速、3歳児の一人担任で15人の元気な子どもたちを担当しています。これまでの「大山崎の保育」を責任もってつなげていきたいと笑顔で語っていただきました。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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京 深層水

カテゴリ : 
組合活動
 2021/5/11 19:40

京都府に3回目となる緊急事態宣言が出され、飲食店の酒類提供禁止や大規模商業施設などの休業要請、イベントの無観客開催などこれまでより厳しい措置が盛り込まれた。我が愚息どもは「これじゃあGWなのに行くところがない」「それが政府の戦略なんちゃうん」などと言っている。しかも今回は罰則付きのため、多くの事業者は「要請」に応じざるを得ないだろう。

確かに、人々の往来が少なくなれば感染者は減る、しかし、解除すれば元に戻る。変異株が猛威を振るいつつある中、政府は国民にワクチン接種が行き渡るまでこれを繰り返すつもりなのだろうか。

京都府が23日に出したの府民・事業者へのメッセージには「お願い」はいろいろ述べられているが、自粛や休業要請にふさわしい補償については何も触れられず、再度リバウンドさせないための戦略についての言及もない。これで理解と協力が得られると考えているとすれば、府民の想いと余りにかけ離れているのではなかろうか。(F)


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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現在、国会で審議されている「デジタル関連6法案」は、私たちの暮らしや権利、自治体の在り方に重大な影響を与えます。

個人情報が危機
企業のアクセス優先

第一の問題は、自治体の個人情報が民間企業の利益の為に脅かされる危険です。「デジタル社会形成基本法案」では、国や自治体が有する膨大な住民情報を標準化し、民間企業が個人の同意なくその情報にアクセスして利用することを想定しています。

そして、その障壁である自治体の個人情報保護条例を骨抜きにするために「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律案」で、個人情報保護制度について全国的な共通ルールの規定と所管の一元化による情報利用の促進を図ろうとしています。

現在、多くの自治体の個人情報保護条例で制限されている「情報連携(オンライン結合)」が、今後国で定められる共通ルールに違反するとなれば、自治体に対し地方自治法に基づく「是正の要求」等が出されることも想定されており、自治体による個人情報保護が脅かされることになります。

標準化システム押し付け
独自施策できなくなる

第二の問題は、自治体独自のサービスの提供が出来なくなることです。

「デジタル社会形成基本法案」では、国と自治体の情報システムの共同化・集約をすすめるとされており、「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律案」で、国民健康保険など対象17業務(別表)のシステムを国の定める標準化基準に適合するものにしなければならないとされています。

自治体独自のサービスを実施するためには、標準化されたシステムをカスタマイズする必要がありますが、自治労連が今年2月に行った総務省とのヒアリングで「カスタマイズは想定していない」と発言しています。実際、周辺自治体とシステムを共同利用しているある町で、「3人目の子どもの国保免除を」との議員提案に対し、町長が独自にシステムをカスタマイズできないと提案を拒否する事例が既に起きています。

【標準化17業務】

  • 児童手当
  • 住民基本台帳
  • 選挙人名簿管理
  • 固定資産税
  • 個人住民税
  • 法人住民税
  • 軽自動車税
  • 就学
  • 国民健康保険
  • 国民年金
  • 障害者福祉
  • 後期高齢者医療
  • 介護保険
  • 健康管理
  • 生活保護
  • 児童扶養手当
  • 子ども・子育て支援

民間企業の自治体支配
行政がゆがめられる恐れ

第三の問題は、デジタル関連民間企業の自治体支配によって、行政がゆがめられることです。

昨年12月25日、政府は「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」を閣議決定し、同日、総務省は「自治体デジタル・トランスフォーメイション(DX)推進計画」(対象期間2021年1月〜26年3月)を発表。

「自治体DX推進計画」では、各自治体の推進体制として、首長のもとにCIO(最高情報統括責任者)を置き、全庁的・横断的な推進体制を構築するとされており、既に今年度から京都府をはじめ多くの自治体で「デジタル推進室」などが新設されています。

「デジタル庁設置法案」では、政府が新設するデジタル庁に民間企業から多くのIT人材を非常勤公務員として任用するとしています。自治体でも、CIOを補佐するCIO補佐官などに民間企業からの任用を予定し、しかも企業に籍を置いた任用も想定されており、国はその経費について特別交付措置(2分の1)をしてまで推進しようとしています。

CIO補佐官などへの民間企業からの任用は、デジタル化に関わる自治体の意思決定に民間企業が直接関与することにつながります。デジタル関連の民間企業に在籍するCIO補佐官などが重要ポストに就くことは、官民癒着を引き起こし、公務労働が住民のための仕事より民間企業に奉仕する仕事に重点が置かれる危険性があります。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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新型コロナワクチンの優先接種が、全国の自治体病院等で始まっています。マスコミ報道でもあるように、特に2回目接種を終えた医療現場から、発熱や頭痛、倦怠感などの看過できない副反応の事例が起こっています。

このような事例が発生することは、先行している諸外国の例からも明らかであるにもかかわらず、総務省が明確な服務の取り扱いを示していないこともあって、職員から不安の声が出ています。

府立医大附属病院でも、初回より2回目、若い職員ほど接種後の副反応が出やすく、症状が出ても無理して働いたりしており、必要な休暇の保障や服務、職場体制を求める声が府職労連医大支部にも寄せられています。

医大支部では4月20日に、副反応に応じて必要な場合は休めるよう体制を整えること、副反応での休みは特別休暇とすること、など6項目の「新型コロナワクチン接種に係る要求書」を提出しました。

また、新規採用者を迎えながらのコロナ対応となることから、人材育成を現場任せにせず、当局が責任をもって体制を確立するよう「病棟運営変更に係る要求書」も同時に申し入れています。

京都市職労病院支部も、ワクチン接種に関わる要求申し入れを行っています。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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コロナ危機は、現在の日本の医療体制がいかに脆弱になっているか、この数十年の医療政策がいかに誤っていたかを、明らかにしました。今、求められているのは、医療・社会保障削減路線を中止して、拡充への転換を図ることです。

コロナ禍にベッド削減を狙う

ところが菅政権は、現在開かれている国会で、コロナ危機から国民のいのちと暮らしを守るために医療体制の拡充を図るのではなく、公立・公的病院を統廃合し、ベッドを減らし、医師の違法な長時間労働を合法化し、看護師を減らす法案「良質かつ適切な医療を、効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案」を強行しようとしています。病院の統廃合には、全国で436の病院が名指しされ、京都では、宇多野病院、京丹波町病院、福知山市民病院大江分院、舞鶴日赤病院がその対象となっています。そして、看護師を5万人も削減するという内容です。

新型コロナ感染症は第4波を迎え、ベッドが、看護師が、医師が足りず入院することもできず、十分な医療を受けることなく亡くなる事態が各地で起こっています。菅 政権の病院やベッドを削減し、看護師を削減する法律の強行は絶対許せない暴挙です。

住民からの激励が次々と

菅政権の医療破壊攻撃を阻止し、新型コロナ感染症の拡大を食い止め、次なる新興感染症の拡大に耐えうる医療体制の拡充のためには、地域住民との共同が大きな力です。

京都自治労連が取り組んでいる、『いのち署名』運動には、住民の皆さんからの激励の声とともに、コロナ感染症に対する不安や自治体病院への期待の声が各地から寄せられています。住民の皆さんとの共同を広げ、医療・公衆衛生を破壊する政治を大本から転換しましょう。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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自治体職員としていい仕事がしたい。いい職場にしたいと、誰もが思い悩んでいます。自治労連が提案する「こんな地域と職場をつくりたい運動」は、そんな皆さん思いにこたえる労働組合の取り組みです。

この取り組みを全国で交流しようとWeb集会が開催されます。京都からは、京都府職労青年部長の石堂拓人さんが現場に足を踏み出した「商店街調査」の報告をします。集会に参加して、全国の取り組みを学び、職場、仕事に活かしてみませんか?参加希望者は各組合にお問合せください。

日時:5月15日(土)13:00〜16:30

会場:
・Zoomミーティング…ラボール京都第一会議室
・YouTubeライブ…各組合書記局、自宅他


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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宇治市職労は、緊急事態宣言の発令を前にした4月21日、医療体制・保健所の充実を求める「いのちハガキ署名」のポスティングと、近鉄小倉駅での宣伝行動に取り組みました。

行動には20人が参加し、1200枚のハガキ署名を配布。マイクで訴えた東昭彦委員長は、菅政権の無為無策のコロナ対策や、行動急性期病床の20万床削減計画を厳しく批判し、署名への協力を呼びかけました。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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コロナ禍の緊急事態宣言発令の中での第92回全京都統一メーデーは、人数を制限し教文センターで開催され、ライブで配信し、二条城前での集会とデモは中止されました。

挨拶を行った実行委員長の梶川憲京都総評議長は、「感染拡大は、PCR検査と感染者の隔離を行わず、補償を渋った安倍・菅政権の人災」と厳しく批判し、「徹底した検査、雇用調整助成金の延長、生業の直接支援を政府に求める」と強調。「総選挙で市民と野党の共闘で政治を変えよう」と呼びかけました。府内各地でも工夫したメーデーが行われました。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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来年4月の京都府知事選挙まで1年を切るなか、民主府政の会が25日、府政転換をめざす第一回全体会議を開催しました。会場には約100人が参加。オンライン配信は、131ヶ所で視聴が行われました。

開会のあいさつで代表委員の森川明弁護士は、「府独自のコロナ対策は見えない。今の知事は、国の出先機関の仕事しかしない。来春こそ、府政の奪還をめざそう」と呼びかけました。また共産党の光永敦彦府会議員が、現府政の問題点を報告しました。

続いて、民主府政の会事務局長の福島功京都自治労連委員長が基調報告を行いました。福島事務局長は、「コロナ禍、府民のいのちと暮らしを守り抜く府政が今ほど必要な時はない」として、国の無為無策に追随する西脇府政のコロナ対策や、住民無視の開発優先府政を厳しく批判。運動の取り組みとして、「コロナ署名(仮称)」に全力で取り組むことや、地域・分野で要求運動と共同を広げ、府政に迫ろうと呼びかけました。


京都自治労連 第1974号(2021年5月5日発行)より

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