機関紙 - 最新エントリー
6月6日、伊根町本庄漁港にて80人の参加で開催されました。今年こそ大漁に、との願いが通じてか、網を引くとタコやアジ、なんとサメまであがって子どもたちは大喜び。
新鮮な海の幸をいただきながらお楽しみ抽選会や大漁賞など、笑顔いっぱいの休日となりました。
京都自治労連 第1730号(2010年6月20日発行)より
「民主党は自民党よりましかと思ったけれど、裏切られた」――有権者のそんな思いの「受け皿」になろうと、参院選に向け新党結成が相次ぎました。民主党でも自民党でもない「第3極をめざす」といいますが、主張やメンバーの多くは従来の自民党そのもの。「自民党という泥舟から逃げ出した」と言われるのもうなずけます。
選挙が近づくと自治体当局はよく「選挙における服務規律の確保」などを通知します。しかし、公務員である前に国民です。憲法21条の「表現の自由」が認められていることを押さえておく必要があります。個人の活動や組合活動への干渉には機敏に反撃しましょう。
6月12日、13日と静岡県伊東市にて自治労連青年部・第2回青年自治研集会が開催され、全国から220人、京都自治労連から7単組20人が参加しました。
自律のまちづくりが自治を発展させる
集会では滋賀県日野町の藤澤町長が「地方自治体の役割と青年へ向けたメッセージ」と題して記念講演。滋賀の住民運動の歴史や経験、自律のまちづくりや住民を主役にした日野町政の取り組みを紹介し、「住民の繁栄無くして自治体労働者の幸せはない」としたスローガンを実践していくことなど期待を語りました。
基調報告にたった松山実行委員会事務局長は、集会の目的や春闘のとりくみとして提起してきた「青年インタビュー」の実例を紹介。自治体・関連職場で働く青年の声とその背景や課題を分析、今後の活動に生かすための具体的なとりくみ例を挙げながら報告しました。
京都市職労では、6月8日にNPTニューヨーク行動の報告集会を開催しました。集会には50人以上の参加があり、新採職員の人の姿も見られ、市職労がどういう活動をしているのかを知ってもらう機会にもなりました。
ニューヨークでの行動内容はパワーポイントで代表団が撮影した写真を表示しながら報告し、デモで使った横断幕や交流として折鶴の作り方を説明している所なども紹介しました。来賓として京都原水協の小杉さんを招きNPT全体の流れと今回の会議で採択されたことなどを報告してもらいました。
アメリカ・財界言いなり
政治を変えよう
2日、鳩山首相は国会内で開かれた緊急の党両院議員総会で辞意を表明しました。
首相の辞任は、沖縄・普天間基地問題、「政治とカネ」問題、後期高齢者医療制度の問題、労働者派遣法問題など、あらゆる問題で公約に違反し、国民の期待を裏切り続け、国民の大きな怒りに包囲された結果です。
京都自治労連は5月28日、10春闘・知事選をふりかえり、人勧前闘争、組織強化拡大など夏季闘争方針を確立する第174回中央委員会を開催。夏季闘争勝利、前進に向けた方針議論を深め合いました。
ふるさと再生運動呼びかけ人の田中康夫さんが「ふるさと再生運動をすすめるために」と題して講演しました。
住み続けられるまち、選ばれる地域へ
開会挨拶で山村委員長は、「府知事選でのふるさと再生運動を通じて、地域を守る住民運動が広がっている。これに応える自治体が必要だ」と強調、普天間問題では、「住民の命や健康を脅かす地方自治の問題でもある」と指摘しました。「京都すべての自治体に自治労連の旗を掲げよう」と組織強化拡大へ強い決意を示しました。
5月8日に支部を結成したこうむ公共一般労組京都地方税機構支部は、総会で出された意見を踏まえ、(1)派遣職員の賃金・労働条件の改善・格差是正。(2)業務内容や職場環境について総点検を行い、職場から出されている緊急要求に基づき是正を行うよう強く求める申し入れをおこないました。
特に、機構本部職員の超過勤務については、「職員の命にもかかわる問題として認識が弱すぎる」「準備不足のまま業務を開始し、職員に負担を押し付けてきた当局の責任は重大だ」として、府民や地方事務所職員の理解も得ながら、当面緊急対応が必要なもの以外すべての業務の凍結なども含め、直ちに抜本是正行うよう強く要求しました。