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6月4日、11日の2日間、京都自治労連野球大会を行い、南丹、舞鶴、宮津、宇治、与謝野に初出場の南山城を加え、6チームが参加しました。
決勝では宇治と舞鶴が対戦し、舞鶴が強さを見せて2年ぶりに優勝。7月27日、28日と兵庫県で開催される近畿大会へ出場します。
2年ぶり 舞鶴市職労が優勝!
宇治またもあと一歩届かず
大会1日目
●Aリーグ
南山城 7−5 南 丹
宇 治 10−0 南山城
宇 治 11−1 南 丹
●Bリーグ
宮 津 9−3 与謝野
舞 鶴 8−1 宮 津
舞 鶴 8−5 与謝野
大会2日目
決勝戦 舞鶴 9−0 宇治
京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行])より
入庁して2ヶ月が過ぎ、「組合に入ったよ」のコーナーに登場する方々も新しい職場や生活に慣れてきた頃です。今回取材に応じてくれた与謝野町職のEさんとDさんも、新しい環境で仕事に一生懸命とりくんでいる真っ只中でお話を伺いました。
Eさんはもともと宮津の出身で大学卒業後も宮津に戻って高校の講師をされていました。「地元で落ち着いて働きたい。できれば教育に関わっていきたいと与謝野町の試験を受けました」とEさん。希望どおり教育委員会の学校教育課に配属されています。
まだまだ覚えることいっぱい
同じ教育委員会の社会教育課に配属されたDさんは「高校時代、大学時代にボランティア活動にとりくむ中で、子どもたちと接したり、地域のまちづくりなどに関わり感化され、公務員という仕事を選びました」と話します。
二人に今の仕事についてたずねました。Eさんは小中高生の健康診断の手配などをしているとのこと。「府立病院から医師に来てもらっています。医師の確保で隣の宮津市とも調整しながらなので大変ですね。医師の送り迎えもあるし…」「もっと効率よくやりたいのだけど…」と苦労が伺えます。
Dさんは運動場や体育館の貸し出し、スポーツイベントなどの開催や調整作業を行っています。「住民の皆さんが施設の利用について相談にこられるので、丁寧に対応しています。多くの人が安全に楽しく利用してほしいですね」とニコニコ。庁舎ロビーでの取材中に、Dさんの同課の先輩が「おおっ!がんばれ!」と声をかけられ、「覚えることがいっぱいです」と緊張する場面もありました。
「子どもが減っているのが心配です」とEさん。Dさんもうなずきます。教育現場やボランティアなどで子どもに関わってきた二人ですから「おもい」は人一倍です。
プライベートでも地域と関わって
Dさんは、与謝野町に就職が決まって引っ越してきました。「はじめての土地なので早く地域とのつながりを持ちたい」と仕事でもつながりがある地元のスポーツ協会に加入したDさん。休日はからだを動かしたいと積極的です。Eさんも「宮津で野球のコーチをしています」と学生時代からしている野球を地域で続けていきたいと考えています。
一見、おとなしそうな二人ですが、一本筋が通っているすがすがしい新人が与謝野町役場にやってきた!そんな気持ちで与謝野町役場を後にしました。
京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より
小規模自治体切り捨て
安倍政権は、「地方創生」を掲げた5か年計画(2015〜19)「長期ビジョン」と「総合戦略」を決定。ほとんどの地方自治体が3月までに「総合戦略」と「人口ビジョン」を策定しました。16年度からは各自治体で「地方創生」事業が本格実施されます。
地方創生の狙いは、「選択と集中」による小規模自治体切り捨てを行い、公共サービスの産業化をおしすすめ、道州制に道を開く国家再編計画といえます。
地方創生の推進の方法は、「交付金」による誘導政策です。15年度補正予算で「地方創生加速化交付金」(1000億円)、16年度予算で「地方創生のための新型交付金」(1000億円)、「まち・ひと・しごと創生事業」(1兆円)などです。
すでに京都府内では、「交付金」を活用した北部5市2町の「京都北部連携」構想や、南部の「第2名神」、学研都市でのさらなる開発、京都市内でのまち壊し・大型開発などが具体化しています。
しかし、問題も少なくありません。「地方創生加速化交付金」として、府内では82事業、23億円が交付されました。ところが、乙訓3市町の事業が不採択となりその理由も明らかにされず、「選考基準は不透明」「国の意向に沿った事業しか認めない」「誘導的な交付金」とマスコミからも批判が出ています。
民営化競わすトップランナー方式
また、総務省が16年度地方財政計画の中で、交付税に「トップランナー方式」を導入したことも大問題です。32業種を対象に、16年度では学校用務、本庁舎などの清掃など16業務を対象に、民営化すればするほど地方交付税が増える仕組みを導入しました。これは、地方交付税の本旨を変質させる地方自治への重大な介入です。
京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より
第12回ファミリー魚釣り大会が6月5日、朽木渓流魚センターで開催され、親子連れなど260人が参加。子どもたちの歓声と笑顔があふれました。
京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より
京都自治労連女性部
第54回定期大会
とき:7月5日(火)午前 10時30分〜
ところ:ラボール京都 4F 第8会議室
募集中です 家族で楽しめる夏の新企画
海がたのしい伊根!!
今年は伊根町職組合員の協力も得て、「海がたのしい伊根」を企画。舟屋散策、漁港めし、ウミネコよせ…楽しい企画盛りだくさんです。
申し込み締め切りは、6月20日、定員80人。案内・申し込み用紙は各単組へ。
お問合せ・申し込み
京都自治労連北部センター (TEL:0773-22-8537 FAX:0773-22-8427)
夏季要求書をすべての単組で提出しよう
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より
5月21日、恒例となった青年部新採歓迎企画の「スプリングフェスタ」が京丹波町・グリーンランドみずほで行われ、新規採用の仲間16人を含む13単組70人の青年が集まりました。
開会後のオリエンテーションでは、労働組合の学習と青年部活動の紹介をパワーポイントで説明しました。その後のソフトバレーボール大会では、14チームが熱戦を繰り広げ、宇治市職労が5年ぶりに優勝。夕食交流会ではバーベキューを囲んで自治体をこえて仲間の輪を広げ、交流を深めました。
ソフトバレーボール大会
宇治市職労が優勝
昨年2位の雪辱を果たして、見事優勝。豪華賞品をゲット!
準優勝:舞鶴市職労
第3位:京都市職労
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より
4月14日から熊本県や大分県を襲った熊本地震は、熊本市や益城町、西原村、南阿蘇村など広範囲な自治体に甚大な被害を及ぼしています。京都自治労連は、京都総評と協力して5月24日〜26日まで現地調査を行いました。
被災地の現状は、地震発生から一か月半が経過しましたが、余震はいまだに収まらず、9000人を超える住民が避難生活を余儀なくされています。
地震災害は、布田川断層帯、日奈久断層帯に沿うように発生し、被害も集中しています。震源地とされた益城町の中心部である町役場周辺は、ほとんどの家や商店が甚大な被害を受け倒壊しています。東隣の西原村も役場周辺を中心に甚大な被害が発生しています。
5月14日に、熊本県労連などが共同して「熊本地震被災者支援共同センター」を立ち上げました。自治労連九州ブロック協議会は、連日事務局を支えるなど奮闘しています。
社会福祉協議会が運営するボランティアセンターでは「仕事はいくらでもある。人手が足りない」とボランティアを求めていました。
京都自治労連は、京都総評とともに6月10日(金)〜12日(日)まで熊本支援ボランティアに取り組みます。
引き続き、震災救援募金も取り組んでいます。多くの皆さんのご協力を呼びかけます。
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より
▼文化庁の京都移転が決まり、4月には京都府、市ともに専門の組織を作り人事配置を行った。そのため文化庁の資料に目を通すことが増えた。
▼4月の熊本地震で国指定の文化財の被害は、重要文化財39件、登録有形文化財44件を含む計134件と文化庁は発表した。マスコミでは石垣や瓦が落ちた熊本城、社が倒壊した阿蘇神社は頻繁に取り上げられるが、そのほかの文化財については全く無関心。
▼国は「明日の日本を支える観光ビジョン」を発表し、「文化財」を「保存優先」から観光客目線での「理解促進」と「活用」の方針を作成した。そして4月には文化庁が「文化財活用・理解促進戦略プログラム2020」を発表。文化財を中核とする観光拠点整備を観光客数を指標に支援するという。
▼そうすると、熊本城も観光資源として忠実な修復より短時間での修復と集客が優先されるのだろうか。そして客の呼べない文化財は後回しになるのだろうか。それは文化行政の退廃といえる。集客観光行政が文化を破壊する。(I)
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より
今回で4回目となる「組合に入ったよ」。今号では、京都府南部に位置する京都府唯一の村、南山城村職の新しい仲間を紹介です。
南山城村役場建設水道課に、4月から技師として勤務するAさんをたずねました。
村内の自然と景色に惹かれた
南山城村に就職する前は、民間企業で主に現場監督として働いていたAさんですが、「やりがいはあったのですが、長時間勤務など労働環境がきつくて…」と退職。「公務員になって、何か地域の力になりたい」と思っていたとき、「以前、趣味のバイクで村内を走ったとき、沈下橋をはじめ、村内の景色がとても良くてずっと印象に残っていた」ことがきっかけとなって、南山城村の採用試験を知り、現在につながっています。
働き始めて2か月。「メインの業務として、先輩たちが担当されているような仕事はまだまだです。現場作業として、舗装補修、寸法測定などはしていますが、少しでも早く職場の力になりたいですね」とAさん。「職場環境はとても良くて、毎日楽しくやらせてもらっています。ほどよい笑いも起きますし(笑)」。
暖かい職場と先輩に囲まれるAさんにも難敵が。花粉症です。「冬以外はめちゃくちゃきついです。薬は欠かせないし、忘れたときはほんまにつらいです」と苦笑い。
リフレッシュ方法は様々
組合についての印象などをたずねてみると、「気が付いたら加入していました」と笑いながらも、「正直、『まだよくわからない』というのが本音で、難しいなぁと思って」と率直に話してくれたAさん。せっかくの機会と思い、スポーツ企画や学習会、他市町村の職員とのヨコのつながり、同世代との交流など、組合だからこそ出来る取り組みを紹介し、今後の行事への案内をさせてもらいました。
リフレッシュ方法を聞いてみると、「バイクに乗るのは好きなんですけど、今は冬目景さんの漫画を読むのにハマっています。それとミリタリー物が好きで、資料を読んだり、博物館に行ったりしています」とのこと。過去にはドイツへ戦車などの博物館見学を目的に訪れたことも。
最後に今後の抱負をひとこと。「前段で話したことと重複するんですが、早く仕事を任せてもらえるようになって、一人でこなせるようになりたいです」と力強く語ってくれました。
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より
京都自治労連と自由法曹団京都支部が共同で作成したブックレット、『戦争と自治体』が好評です。ブックレットを使っての学習会も府内各地で始まっています。
5月20日は洛南地協が、6月1日には山城地協が学習会を開催しました。「戦争と府市町村職員のかかわりが、そこまで深いとは知らなかった」等と驚きの感想が寄せられています。
すべての単組で学習会に取り組みましょう。
京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より