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機関紙 - 最新エントリー

お知らせ

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組合活動
執筆 : 
webmaster 2019-1-9 9:50

京都自治労連第200回中央
委員会・組織集会・旗びらき

日時:2019年1月26日(土)10:00〜
会場:ホテルビナリオ嵯峨嵐山


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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 昨年11月、京都自治労連青年部が実施した沖縄平和ツアーに7単組28人が参加し、沖縄戦や米軍基地などの過去と現在を学び、そして平和な未来について考える貴重な機会となりました。
 ツアーに参加した城陽市職労・Aさん、向日市職労・Bさんのお二人にお話を伺いました。

身近に感じた戦争の爪あと
脅かされる命の危険

 ともに採用1年目の二人は、今回が人生初の沖縄。

 事前に沖縄のことをネットで調べたというAさん。「実際に現地で見聞きしたことはネット情報とは違った。自分の目で見に来て良かった」と振り返ります。印象的だったのが、名護市辺野古と轟の壕。「辺野古では基地建設が進む中、フェンスの手前と奥では砂浜に押し寄せる波の位置が異なり、地形にも影響を与えているのか、と驚きました。壕では電気を消して暗闇を体験しましたが、数センチ先さえ見えず恐怖を感じました」。

 保育士として働くBさんは、一昨年12月に米軍ヘリ落下物事故があった緑ヶ丘保育園での話が印象に残ったといいます。「保護者の方が『米軍機が飛ぶのは当たり前の光景で危険を感じていなかったが、事故が起きて危険と気付いた』と話されていました。京都で飛行機が飛んでいたら子どもたちは喜ぶと思うし、まさか落ちてくる対象として見ていない。でも沖縄では当たり前のように、頭上を米軍機が飛び交う毎日。命の危険が子どもたちに強いられているのでは、と考えさせられ、悲しくもなりました」。

 華やかに見える沖縄も、様々な苦労や葛藤があることを知りました。「日常の中で当たり前のように飛ぶことに慣れてしまう怖さ、危険があることを認識する難しさを知った。プライベートの旅行では見聞きしないことばかり。組合だから来られた場所。初めての沖縄が組合の企画で良かった」。

他人事ではない沖縄のいま
視野を広げ、学び深めたい

 「今まで見過ごしてきたニュースにも目を向け、関心を持つようになった」と二人。沖縄戦や基地問題など、現地に行き、自分自身で見聞きしたことが財産になっています。

 「悩んだけれど、参加して本当に良かった。他自治体の仲間とも知り合え、誘ってくれた先輩に感謝です。組合の良さを伝え、仲間を増やして多くの人と一緒に視野を広げたい」とAさん。「沖縄の現状を知って、他人事じゃないと分かった。『生の声』を聞けて良かった。私たちが平和と感じる日常が沖縄では当たり前ではなかった。知らないことが多く、知ることの大切さを実感した。もっと社会に目を向けようと考えるきっかけにもなった」とBさんが続けます。

 「もっと知りたい、もっと視野を広げたいと思える企画だった。今回を機に今年は学びを深めたい」。今年、一回り成長した二人の姿が見られそうです。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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 深刻な地域経済、貧困と格差の拡大、高齢化と医療・介護問題、頻発する災害、今ほど自治体の役割が求められているときはありません。公務サービスの市場開放と、予算・人員削減の下で役割が発揮しきれず、多くの仲間が悩み、知恵を出し合い、困難を乗り越えようと奮闘しています。各地の取り組みを紹介します。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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 「幸せを実感し、住み続けられるまちづくり」をすすめる人口2200人の伊根町。既に始まっている超高齢化対策として、昨年4月から保健師を2人増員、5人体制に拡充し、対応しています。
 京都自治労連の南博之副委員長が伊根町を訪問し、保健福祉課のCさん(課長補佐)、新採のDさん、Eさんにお話を伺いました。

 昨年10月、伊根町を訪問した時に課長さんが、2人の応募に大変喜んでおられた。伊根町の現状・課題についてお聞きします。

Cさん まさしく超高齢化、日本の最先端を行っています。現状は、国がいう2025年問題を超えています。高齢独居、高齢夫婦がどんどん増え、核家族化も進んでいる。都会のようにサービス提供事業所がある訳でもなく、すべて町がしなくてはならない。やはり人が必要です。

保健師は3年で一人前

 そうなると保健師の役割は大切ですね。

Cさん 実は私も含め、2人の退職が近づいています。保健師は、3年経験して一人前と思っています。私たちの退職までの間に3年間かけて育てようと、早めに募集したら、幸いにも応募があり、2人の採用となりました。今後も潤沢に採用してもらえるか分かりませんが、育ててはいけますし、いかなければなりません。

 最近は、人を育てるより、いかに減らすかが強調されています。個人も、組織としても、経験が不足してきます。しっかり考えられて素晴らしいですね。

Cさん 理事者がそれを納得して、採用してくれたことが有難いです。

伊根町にビビッと

 なぜ伊根町を?

Eさん 小さい町で働きたいと思っていて、他も受けましたが、伊根町がビビッときました。大学の先生から、「保健分野で頑張っている町だよ」とアドバイスもありました。

Dさん 以前、違う自治体で働いていましたが、地元が与謝野町なので、「実家に戻りたい」と思ったことと、父の実家が伊根町だったこともあり、受けました。

 以前の自治体との違いは?

Dさん 住民との距離感や、住民が保健センターに対して持たれているイメージも違うのかなと感じています。

 「役所の敷居が高い」と聞くことがあります。伊根町ではないように思いますが、家庭訪問での様子はどうですか。

Eさん 家庭訪問で感じることは、「それぞれの価値観をもちつつ、相手の生活を見ていくことが大切だ」と思います。しっかり受け止めて活動しなければとも思います。

 住民に本音を言ってもらうためには、そこは経験が必要ですね。

Cさん 新人保健師は新生児訪問、介護予防も含め、基本2人。保育所に入る障害のあるお子さんも、基本的には母子保健が担当。手続き的なところは障害担当。すべて関わっている。経験を積むには、事例が少ないことがネックですが、一つのケースを大切にして、それを通じて経験を積みたい。他都市でできていることが、できていないこともあるとは思いますが。

Dさん ようやくお母さんたちの顔がわかるようになってきて、いろいろ話をしてもらえるようになりました。皆さんと深くかかわっていけるかなと思えるようになってきました。

Eさん 楽しい。地域に出ることで顔を覚えてもらい、話しかけられるようになりました。休みの日、子どもたちと一緒に遊ぶことも。私も住民の一人として、いろいろなことに触れていきたいと思っています。

子育て世代包括支援センター立ち上げへ

 5人体制で、何か新しいことに取り組んでおられますか。

Cさん 現在、育休があり4人体制。母子の事業に関わる中で、2人が感じたことを意見してくれます。子育て世代包括支援センターが立ち上げられていないので、何とか立ち上げたいと思っています。子育て(母子)について、内容を充実することを計画しています。 事務職と同じ事務もしなければいけませんが、事務をすることで、自分で必要な事業の予算要求ができるなど、プラス面もあります。南 今後、伊根町でどのような仕事をしたいですか。

Dさん 一人ひとりの住民とのつながりを持てるのが強み。自分の顔を知ってもらって、困ったときは保健師に、保健センターにと思ってもらえるよう、頑張りたいです。

Eさん もっと多くの方と出会いたい。まだ知らない人、知らない場所があるので、出かけて行って私のことを知ってもらう。住民が、住民のことを知り合える集える場所があればと思います。その場所でいいことも、しんどいことも話し合えたらなと思います。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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 昨年10月21日に投開票された大山崎町長選挙で、「公立3保育所の存続」を公約に掲げた前川光さんが、現職を破って初当選、京都に衝撃が走りました。大山崎町の保育や学童保育の魅力などへの思いを伺いに、大山崎町職を訪ねました。

天王山の自然生かした保育

 大山崎町の保育の特徴・魅力について執行部の皆さんは、「天王山の自然を生かし、子どもの好奇心や着実な発達に合わせた子ども目線の保育」と言います。3つの町立保育所では、天気がいい日は毎日、ゼロ歳児も含め、天王山へ散歩に出かけます。子どもたちは、豊かな自然の中で泥んこになって楽しみます。そして、この体験を先生とお話ししながら『描画活動』、あふれる思いを絵にしながら表現力が育まれます。「町の保育所に預けて本当に良かった」と、保護者に好評です。

町長選挙で住民の声が勝つ

 ところが前町長は、第二大山崎小学校のプールと学童保育の移設を強行。その跡地に民間保育所を誘致し、町立第2保育所を廃園にすることを当事者の声をまともに聞かず、押し通そうとしました。

 このようなやり方に、保育所保護者会、学童保護者会、学童OB、大山崎町職、教職員組合などで「大山崎の未来を考える会(以下、OMK)」を結成し、これまで2年間、子育てやまちづくりについての学習会、チラシの全戸配布、署名活動などに取り組んできました。

 迎えた町長選挙ではOMKが、「公立保育所の存続」の要求を掲げ大奮闘。公開討論会や、「第2保育所を残したい。ただ、それだけ」のポスター300枚を町中に貼り巡らせ、2つの駅頭宣伝には保護者30人が子ども連れで参加するなど、町の話題となり、住民運動に支えられた前川氏が、歴史的な勝利をしました。

保育所への期待に応えるために

 今後の課題について、「保護者・住民の皆さんに感謝しています。保育所への期待は、先輩の方々や私たちが、子どもや保護者と一緒に作ってきたものです。私たちは、この期待に応えられるよう、さらにいい保育を目指したい」「今、貧困と格差の拡大、ひとり親世帯、不安定な雇用など、様々な問題があります。その中で、求められる保育、子どもが主人公の保育を、職員や保護者と力を合わせて発展させたい」「新たに発足する民間保育園とも協力して、大山崎の保育・子育てをよくしていきたい」ときっぱり。子育てしやすい大山崎町へ、新しい歴史の挑戦が始まります。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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 昨年は、全国で台風や大雨での災害が数多く発生しました。京都北部の各自治体も例外ではありません。
 今回取材した宮津市は、台風21号・24号の通過で、各地で土砂崩れ、浸水が発生しました。今回、災害復旧を担当する土木課で働くFさん(宮津市職委員長)の一日を追い、お話を伺いました。

やってもやっても終わらない

 宮津市を訪ねたのは、12月も後半。「これから10月の台風24号での被害現場に行きます」というFさんの後をついて、現場に向かいます。道路はところどころ工事中。現場に着くと、府道沿いのがけ崩れで木が大きく傾き、川の流れを塞ぎそうです。早々に測量資材を持って、川に下りて現場検証。3人で手際よく、作業を進めます。「こういった箇所がまだまだたくさんあります」とFさん。現場の数十メートル下流には地域住民の取水場があり、その数メートルそばには一昨年の台風被害を修復した跡がありました。

住民が普段どおり利用する光景がうれしい

 Fさんは、宮津市役所に就職して20年。「宮津市は広い。最初は地名を言われてもわからなくて大変でした」とFさん。地図を片手に現場を歩いて必死で覚えたそうです。最初に土木課に配属されたときも災害が多かったといい、現場をまわって検証し、戻ってきては書類作り。「今も変わりません」。「災害復旧で国に補助金申請するには規模や緊急性など、様々な規定があります。期日もあり、必死です」。台風21号被害で直せなかった箇所が、台風24号で被害が拡大した箇所もあるなど、「やってもやっても終わらない」とため息が出ます。Fさんを含めてわずか4人で宮津市の被災検証を行っているそうで、「この間ずっと月100時間超えの残業です。組合としても人員要求し、当局も理解し、募集をしてくれていますが…」。人員増とノウハウの継承は急務です。

 「工事の音や道路閉鎖で、住民から怒られることもある」というFさんですが、「直った道路や施設を住民の皆さんがいつもどおりに使ってくれている光景がうれしい。地域価値、住民生活を影で支えていると思っています」とちょっと照れながら話してくれました。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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 昨年11月9日、宇治自治体問題研究所が設立され、総会と記念講演会が開催されました。講演会には50人近くの市民、議員、研究者、組合員などが参加。京都大学大学院の岡田知弘教授が記念講演を行い、現在の自治体にかかわる課題や問題点を、全国の自治体問題研究所のとりくみを紹介しながら明らかにしました。

事務局として設立をサポート

 宇治自治体問題研究所の設立にあたっては、宇治市職労の仲間が事務局の一員として尽力しました。

 「十数年来の想いがようやく…」と話すのは研究所事務局長の谷上晴彦さん。「当時、全国各地で『まち研』をつくろうと自治体問題研究所の提起があり、自分たちが宇治市のことを知らないといけないと思いました。職員はそれぞれの部署で仕事として係わって知っていますが、断片的です。市民目線で宇治のことをみることが大事だと考えていました」と研究所への期待を語ります。

 同じく事務局を担っているGさんは「早速、第1回の『財政学習会』を開催しました。決算カードの見方からスタートです。市の財政を学ぶことで市の状況が見えてくる。簡単ではないですが、時間をかけて…」「見えていなかったことが見えるのが楽しい。市民とディスカッションしたいですね」と学習会での手ごたえを感じたとのこと。

自治体労働者として市のあり方を考える場に

 「市民目線で財政・政策を検証することが必要」とH書記長。「組合の交渉でも当局は、『財政が厳しい』と言います。その原因が何なのか、市民の目で市の財政運営や国の財政方針の問題を明らかにしたい」「自治体労働者として自治体のあり方を考える点で、宇治市職労のかかわりは重要だと思います」。

 3人とも、市の職員として市民本意の行政にしたいとの思いは一緒です。谷上さんは、「一人の職員、一人の市民として、この自治体問題研究所のとりくみに参加して、若い職員へと繋いでいってほしい」とGさん、Hさんを楽しそうに見ながら話してくれました。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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京都自治労連執行委員長
福島 功

「災」の最たるもの、安倍政権

 みなさん、あけましておめでとうございます。

 昨年12月、「今年(2018年)の漢字」に「災」が選ばれました。昨年は、大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号災害、北海道胆振東部地震などが連続し、京都においても多くの尊い人命や人間らしい暮らしが失われた災害の年でした。「気候のフェーズが変わった」と言われる中で、人命と財産をどう守るのか、地方自治体にもその役割が問われています。

 このことにも関連し、「赤坂自民亭」でその本質があらわれたように、国民の信託を受けて政権を担っている人々が、平気で嘘をつき、情報を隠蔽し、ルールをねじ曲げ、民意を無視する、権力を振りかざし、気に入らない人を陥れる等々。まさに安倍政権は、国民にとって「災」以外の何物でもありません。今、その「災」が、自ら守るべき約束である憲法を変えようと執念を燃やしています。

忘れず、諦めず、勝利するまで

 「いい加減にしろ」と想いながらも、「またか」とため息をつき、諦めモードになるのではなく、忘れず、諦めず、勝つまでたたかい続けるために、今ほど主権者として不断の努力が求められているときは、ないのではないでしょうか。「Show must go on」に込められたQueenの想いのように。

 今年は、幸いにも統一地方選挙と参議院選挙があり、悪政を断ち切る絶好のチャンスです。歴史の逆戻りを許さず、歴史を前に進める、そんな年にしたいと思います。みなさん、そのためにともに知恵を尽くし、力を合わせようではありませんか。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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声をあげ、あきらめずに一歩ずつ前へ
社会貢献と「ありがとう」を力に

 2017年12月に消費生活相談員3人が立ち上げた宇治CCユニオン(宇治市消費生活相談員労働組合)が、結成から1周年を迎えました。「ありがとうございます」と元気いっぱいに出迎えてくれた3人。とにかくパワフルです。

誇りとやりがいある私たちの天職

 消費生活相談員の業務は、契約・解約に関するトラブルの相談をはじめ、被害を防ぐための啓発活動など、多岐にわたります。相談といっても、金融、マルチ商法、架空請求、ネット被害など幅広く、問題解決に向けた助言や救済なども含めて、知識と経験が求められる仕事です。

 「安心して暮らしてほしい」との思いから、相談内容や情報からどのようなトラブルが発生しているのかを分析し、どのような啓発を行えば未然防止につながるのか、日々研究する毎日。この間、こうした取り組みが消費者契約法や特定商取引法など、法改正につながる成果も生まれました。「法改正後に多重債務の相談が大幅に減るなど、間接的であっても、目に見える形で社会を変えることにつながる仕事をしている、このことに誇りを持っています。やりがいがあるからこそ続けられている。私たちの天職です」と胸をはります。

 「『相談に来て良かった。税金を納めていた甲斐があった』と言われた時は、すごく嬉しかった。もちろん辛いこともありますが、目の前で困っている市民を救い、社会貢献につながること、『ありがとう』と感謝の言葉をかけてもらえることが乗り越える力になり、私たちのやりがい、生きがいにつながっています」。

組合で3人の気持ちが一つに

 やりがいある仕事に向き合う中、自分たち嘱託職員の賃金が何年たっても変わらない現実が重くのしかかります。「正直いって生活できる賃金じゃない。経験の積み重ねが生かされる職種なのに、経験加算制度もない。このままでいいの?いま声を上げなければ」。2020年4月から施行される会計年度任用職員制度の問題も、立ち上がるきっかけになりました。

 宇治市職労の支援の下、一昨年12月に組合を結成。すべてが初めて尽くしの中、要求や文書作成の仕方、ハンコの押し方まで、手取り足取り丁寧に教えてもらいました。

 「立ち上げるまで組合に加入できると思っていなくて、ましてや結成できるなんて」と感慨深く当時を振り返ります。「組合をつくって本当に良かった。要求を伝える場、対等に話し合える場ができたことは、私たちにとって大きな一歩」と笑顔に。さらに、当局と話し合う場ができたことで、仕事への理解を深めてもらう機会にもなっているといいます。

 結成から1年が経ちました。「組合で3人の気持ちが一つになれ、同じ目標に向かって団結してこられた1年でした」と振り返り、「今後は労働の分野にもウイングを広げ、皆さんと切磋琢磨していきたい」と前を見据えます。

 「消費生活相談員の仕事は、誰にでもすぐ出来る仕事ではなく、5年で一人前ともいわれます。だからこそ、資格や経験に対する正当な評価を求めて声を上げ続けたい。活動を継続させ、団結して諦めずに経験加算など、要求を勝ち取りたい」。その力強い決意と眼差しに迷いはありません。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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たたかってこそ要求は前進する
長く働けたのも組合があったから

 精華町の嘱託職員・臨時職員の仲間で組織されている精華町臨時職員労働組合(以降、精華臨職)が、昨年10月で結成20周年を迎えました。精華臨職の役員を長年されてきたIさん、Jさん、Kさんを訪ねました。

いつも雇用不安を抱え、働いていた

 組合結成当時について、Iさんは「当時の雇用は1年契約。いつも雇用不安を抱えて働き、何年働いても給料は上がらず、年休は繰り越しができなかった」、保育所では「子どもの年度途中退所が出て、保育士の配置が基準を超えると、嘱託職員が退職させられていた」と当時を振り返ります。

 働く者の権利や労働組合のことについて、精華町職の役員や弁護士、すでに組合を立ち上げていた三和町臨職組にも来てもらって、学習会に取り組みました。学習する中で、私たちにない権利が、実は当然認められるべき権利であることを知り、組合結成への決意を固めました。

 精華臨職は6人で出発し、20人になった時に結成総会(1997年11月)を開催、公然化しました。

勉強しないと権利や労働条件守れない

 ドキドキしながら初めて臨んだ要求書の提出には、町長も出席。町の担当者の対応は「上から目線で、こちらが何も知らないと思って、行政用語や法律用語を多用し、丁寧に説明しようという態度には思えなかった」とJさんは言います。腹立たしく思うと同時に、「しっかり勉強しないと、権利や労働条件を守れない」ことを痛感しました。

 それから要求書討議には、要求の一つひとつがいかに正当で、道理ある内容なのかの学習に力を入れ、交渉に臨みました。

 そのかいもあり、20年間で、嘱託職員の連続雇用や経験年数加算、年次有給休暇の繰り越し、さらに病気休暇、結婚休暇、特別休暇も、正規職員と同等に前進。また、産休・育休、介護休暇も取得しています。

要求前進の中で次々と新しい仲間

 現在、組合員は60人。しかし、はじめから新しい仲間がどんどん増えたわけではありません。組合に入ると、「所長ににらまれる」など、組合加入に尻込みがありました。

 しかし、要求が次々前進すると組合加入もすすみ、保育所の嘱託職員は全員加入にまでなりました。「臨時職員の仲間にも、もっともっと広げていきたい」とKさんは言います。

 これまで気がかりだった次の世代への役員のバトンタッチも、「やってもいい」という仲間が出てきて、すすんでいます。「本当にうれしい」と3人の笑顔がこぼれました。

 「20年前、こんなに長く働けるとは思ってもいなかった。組合をつくってみんなで頑張ってきたからや」―3人の言葉に実感がこもります。

 「今年は会計年度任用職員制度の問題もあり、私たちの力量も問われる。働きがいある職場へ、みんなで力合わせさらに頑張りたい」。20年の運動を確信に、精華臨職の新しい年が始まります。


京都自治労連 第1935号(2019年1月5日発行)より

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