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祖母にあこがれて保育の道へ
京都市職労 Cさん
子どものころ祖父母の家で、画用紙に絵を描いたり、おもちゃで遊ぶことをゆったり見守ってもらった自身の経験から、子どもの思いや、やりたいことに寄り添い、見守る大人になりたいと思うようになりました。子どもが好きで、保育士だった祖母の影響もあり、中学生のころから自分も保育士になりたいと、高校、大学でも保育を学びました。
現在、久世保育所で2歳児の担任をしています。朝、子どもたちが、「先生おはよう」と声をかけてくれることがうれしくて、初めて名前を呼んでくれた時には「あっ、呼んでくれた」と、単純なことですが一番うれしかったです。目標は、祖母のような保育士になること。そのために、今は子どもとたくさん関わって信頼関係を築いていきたいです。
※C×C Interview は、Connection〈つながり〉、Communication〈交流を図る〉、Commitment〈参加する〉など、組合活動で様々な「C」が重なり広がるよう、新たな仲間を紹介するコーナーです
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
5月19日、南丹市のるり渓温泉で、京都自治労連青年部新採歓迎企画「スプリングフェスタ」を開催しました。
総勢53人、参加があった9単組すべてから新規採用職員が参加。青年部が作成した動画やパワーポイントを使った組合説明、バーベキューやウォークラリー(ミッションチャレンジ)で交流を深めました。
参加者の感想
京都府職労:Dさん
働き始めて2ヶ月弱、まだまだ交友関係が狭い中でこういった機会があるのは、新採としては大変ありがたかったです。
特に他の自治体の方とのバーベキューでは、それぞれの仕事のことやプライベートのことまで様々な話で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
またこういった企画があれば、ぜひ参加したいです。
京都市職労:Eさん
学生生活もコロナ禍で、(看護師の)仕事上でも大人数で集まる機会も多くなく、入職してからこのような機会があり、とても嬉しいです。
参加者は、職場や所属自治体が異なり、普段とは違う会話や交流ができて新鮮でした。
るり渓での開催も、頻繁に行ける場所ではなく、入職してからリフレッシュともなり楽しかったです。
舞鶴市職労:Fさん
オリエンテーションでは、猫ミームを用いた説明動画で組合について学び、BBQ等では普段関わりのない他自治体の方と交流できました。
ミッションチャレンジでは単組でチームを組み、山を登ったり、馬と触れ合ったり、入賞目指してチーム一丸で挑み、参加者のお互いの性格も知り合う貴重な場になりました。とても楽しく、また参加したいです。
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
コロナ禍で実施を見送っていた「地引き網」企画を開催します。
レクリエーション活動を通じて組合員と家族の皆さんが初夏を過ごし「海」を楽しむ1日にしませんか。
とき:7月6日(土)10時30分開会
ところ:舞鶴市・神崎海水浴場
定員:100名(申込超過の場合は抽選)
申込/企画詳細:所属の組合役員または組合書記局までお問い合わせください。
参加費
高校生以上 3,000円
小・中学生 1,000円
小学生未満 無料
申込締切:6月21日(金)
2019年以来の開催です
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
昨年3月、京都市で生活保護ケースワーカーとして働くAさん(当時63歳)は、被保護世帯を訪問途上、工事中の道路の凹凸につまずき、転倒。顔を7針縫う怪我を負いました。公務災害の申請を行いましたが「公務外」とされました。納得できず組合に相談。地方公務員災害補償基金(以下基金)京都市支部審査会に審査請求しましたが、棄却され、今、基金本部に再審査を請求しています。
公務災害が増加 ― 何もない所での転倒も「労災」
高年齢者の就業人口が増え、労災も増えてきており、厚労省は、第14次労働災害防止計画(2023年〜2028年度)で、高年齢者の労働災害防止に注力。転倒災害対策に取り組む事業場の割合を60%以上との目標を設定しています。何もないところでの転倒事故でも、仕事中なら、業務起因性が認められています。つまづきによる転倒事故の27%は「何もないところ」です。労災を減らすために、コードなどのつまずきの原因を減らす、不注意事故を減らす、筋力アップなどの対策強化を呼びかけています。
安心して働くことができない
基金京都市支部は、基金本部が全国の担当者会議で「平坦な場所でのつまづきは…(中略)…何らかの環境素因もない場合、『勤務環境に内在する危険が現実化したもの』とは認められない」としている事をAさんの事案を「公務外」とした決定の根拠にしています。
負傷の場合の公務災害認定基準は「労災」と同じで、「故意又は本人の素因によるもの」等でなければ原則「公務災害」「労災」です。基金京都府支部の資料では「被災職員自身の不注意による負傷が全体の6割」とされており、不注意事故でも労災になります。Aさんは、業務に必要なカバンを持ち、仕事のために歩いていたところつまずき転倒したのであって、これが公務災害ではないとされれば、誰もが安心して働くことができなくなります。
道路の凹凸―環境素因があったことは明白
Aさんの事案を「公務外」とした理由で、本部審査会の裁決例(平成21年「出張先の駐車場で転倒して負傷」)を引用しています。この裁決例では、「路面状態について、特に転倒の原因になり得るような事情がなかったことから…(中略)公務に内在する危険が現実化したものとは認められない」ため「公務外」としています。
災害発生現場は下水道の工事中で、仮舗装の継ぎ目に高低差約1cmの凹凸が生じていました。Aさんは道路の凹凸につまずいたのですから、環境素因があったことは明白です。基金京都市支部の「災害発生の原因となるような危険性が認められない」との判断は納得できません。
「公務外」とする判断が、基金本部審査会でも維持されるならば、全国の同種の事例に悪影響を与えます。「Aさんの勤務中の負傷を公務災害と認定してください」の署名が、全国に広がっています。署名へのご協力をお願いします。
すべての人が安心して働けるように
今まで、同僚のこうした「公務災害」の事案を見てきました。自らの事故は初めてですが、これが「公務災害」と認められなければ、外勤業務を誰もがしたがらなくなるのではないでしょうか。民間の労働組合に署名のお願いに回り、あらためて民間の「労災」では認められている事案だと確信しました。
必ず、公務災害と認められるようにみなさまのご支援をお願いします。
署名で再審査請求の後押しを
(京都自治労連第211回中央委員会の発言から抜粋)
公務災害の認定に当たっては災害の発生状況や被災者の素因等(持病など)を考慮して判断されます。個々のケースによって様々な判断があることは理解しますが、勤務中に転倒してけがをしても公務上の災害として保障されないのは、働く側からすると納得できません。
昨年の8月に京都市職労内で署名を集めた際に、Aさんと同じ世代だけでなく、若い世代の職員からも「この災害が公務災害として認められないのであれば外勤業務を拒否したい」という声が寄せられました。世代に関係なく誰もが自分にも起こり得る災害だと思っている証ではないでしょうか。
再審査請求によって公務上の災害としての認定を勝ち取るため、たくさんの人がこの問題に注目していること、認定されていないのはおかしいと思っていることを示す必要があります。積極的な署名への取り組みをお願いしいたします。
京都市職労書記次長
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
- 京都自治労連労安活動交流会議
6月15日(土)10時30分〜12時/ラボール京都 - 京都総評「第31回労働安全衛生学校」
6月15日(土)13時〜16時30分/ラボール京都
*どちらも参加申し込みをお願いします。
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
京都市職労:Gさん
行政支援で七尾市にも入っていましたが、北部の輪島市、珠洲市の復興が遅れている状況にショックを受けました。
街に動きがない。地域ごとに被災状況は様々、被災者の要望も様々の中で、被災者に寄り添った支援が求められていると感じました。
また、どこまで行政が地域と被災者要望に入っていけるのか、考えさせられました。
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
自治労連共済の火災共済は、基本契約に新設の【風水害特約】をつけることで、民間の住宅総合保険(地震保険)に迫る補償を受けられます。
しかも掛金比較は民間保険会社に比べてリーズナブル。
追加加入・変更はいつでも可能です。
ぜひ見積もりを!
※詳細は所属の組合まで(組合で取り扱いの無いメニューもあります)
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
7月20日(土)〜21日(日)
基調講演「地方自治と地域 この1年から考える」
自治体問題研究所理事長・奈良女子大学名誉教授 中山 徹 さん
記念講演「紛争地、被災地に生きる人々の声」
フォトジャーナリスト 安田 菜津紀 さん
・2日目は、分科会(現地分科会含む)と講座が行われます。
・京都自治労連から一部参加費補助があります。詳しくはお問い合わせください。
京都自治労連 第2011号(2024年6月5日発行)より
京都自治労連第211回中央委員会
日時:5月22日(水)13:15〜16:30
会場:ラボール京都ホール
議題:24春闘中間総括と夏季闘争方針
全ての単組からの出席を
令和6年能登半島地震災害
被災者救援・義援金カンパ
組合員の皆さんから寄せていただいたカンパは1,112,493円(4月末現在)となりました。
この間、自治労連本部を通じて被災自治体への見舞金や救援活動に役立たせていただいています。
京都自治労連 第2010号(2024年5月5日発行)より
新年度が始まって1ヶ月が経過しました。各単組では、職場に配属された新規採用職員の不安にこたえながら、これまでの経験や教訓を生かして準備を重ねてきた組合説明会や歓迎企画などの取り組みで新しい仲間を組合に迎えています。
新しい仲間は組合の大きな力
各単組の説明会では、パワーポイントでのプレゼンや組合の成果等を紹介した資料を使って組合の役割を訴えると同時に、配属先など職場の先輩組合員が説明会に参加して、"自分の言葉"で加入を呼びかける「近い」を生かした取り組みが行われました。これまでに伊根町職、与謝野町職、南山城村職で新採職員全員加入を実現しています。
舞鶴市職労では、青年部や女性部など10人以上の組合員が会場に駆けつけた説明会で加入を呼びかけて新しい仲間を迎えました。説明会翌日以降も研修会場を訪問する丁寧な取り組みで、研修会場での加入に止まらず、「加入届を持ってきました」と組合事務所に来所される嬉しい状況も連日報告されています。
不安や疑問にこたえ「共済」の魅力もアピールして
組合加入の取り組みは職場へと移っています。「仕事には慣れましたか」「困ったとき、悩んだとき、あなたの近くに労働組合とその仲間がいるよ」等の声かけ、レク企画や歓迎会をはじめ、多彩な取り組みで組合をアピールし、「あなたに加入してほしい」と伝えることが大切です。
説明会で加入に至らなくても、職場を基礎にしたアプローチと新採職員の興味関心に引き寄せた「対話」で加入に結びつけた事例、組合員のメリットである自治労連共済の掛金プレゼントが加入を決める後押しになった事例など、各単組で貴重な経験が生まれています。歓迎会や学習会の場での加入も報告されています。新採職員以外でも、2年目以降の職員や再任用となった方、23確定闘争での賃上げ実現の成果から会計年度任用職員の仲間が組合加入するなど、新しい仲間を迎えています。
京都自治労連 第2010号(2024年5月5日発行)より